作業中に「想定外」が起きた経験ありませんか?
事前に準備していた部材が合わない
分解してみたら構造が違う
想定より劣化が進んでいる…
現場仕事をしていると、こういったトラブルは避けて通れません。
今回は、実際にあった「サッシ引き戸の戸車交換」でのトラブルと、そこからどう立て直したのかをお話しします。
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■今回のご依頼内容
ご相談いただいたのは「引き戸が重くて動かない」という内容。
確認すると、戸車の軸の部分が砕け散っていて、完全に機能していない状態でした。
このケースはよくあるため、事前に戸車を準備して現場に向かいました。
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■想定外の事態
ところが、いざサッシを分解してみると、準備していた戸車とは全く違う構造。
そのままでは取り付けができない状態でした。
「交換するだけ」の予定が、一気に難易度の高い作業に変わります。
正直、一瞬頭が真っ白になりました。
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■まずやるべきことは「止まる」
こういう時に一番やってはいけないのが、焦って作業を進めることです。
無理に取り付けようとすると、サッシ本体を傷めたり、余計に状況が悪化する可能性があります。
一度手を止めて、状況を整理しました。
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■判断の軸を決める
その場で考えたのは、この3つです。
・お客様にとって一番良い状態は何か
・追加費用は発生させるべきか
・時間はどこまでかけていいのか
おそらくお客様は
「できるだけ費用をかけず、すぐに使える状態にしてほしい」
これが本音だと判断しました。
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■今回選んだ対応方法
器具(引き戸)そのものの交換や追加工事も選択肢にはありましたが、今回は見送りました。
理由は
・追加費用が発生する
・時間がかかる
・お客様の意向とズレる可能性がある
そこで、既存の構造を活かしながら調整する方向に切り替えました。
具体的には、埋め込み式の戸車に対して、木材を加工して埋め込んで高さを調整。
溝に差し込んで安定させることで、戸車がブレずに機能するよう施工しました。
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■結果はどうだったか
正直なところ、取り付けた直後は不安(材木とアルミ材って…)もありました。
しかし実際に動かしてみると、想像以上にスムーズに稼働。
引っかかりもなく、しっかり機能してくれました。
お客様にも大変喜んでいただき、無事に作業完了です。
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■今回の経験から感じたこと
今回改めて感じたのは、現場では「技術力」だけでなく「判断力」と「柔軟性」が非常に重要だということです。
完璧に準備していても、現場では想定外が必ず起きます。
その時に
・焦らず立ち止まる
・状況を整理する
・最適な選択をする
この流れができるかどうかで、結果が大きく変わります。
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■こんなお悩みありませんか?
・引き戸が重い
・ガタガタする
・音がうるさい
・外れそうで不安
こういった症状は、戸車の劣化が原因のケースが多いです。
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■最後に
当社では、単純な交換作業だけでなく
「現場に合わせた最適な対応」を大切にしています。
部材が合わない、他社で断られた、といったケースでも対応可能な場合があります。
小さなお困りごとでも構いませんので、お気軽にご相談ください。